制作日記 ⑭ この時期になると - 2013.08.31 Sat
この時期になると、稽古は最後の仕上げに入りますが、
同時に、別の場所ではオーケストラの稽古も進行しています。
来週には、オーケストラと合流しての稽古に入ります。
又、パンフレットの撮影や衣裳合わせなども、
稽古場で行なわれ、稽古場はかなり慌しくなります。
通し稽古をやってみて、公演時間や作品の完成度を考え、
脚本や音楽の最終調整をするのも、この時期です。
キャストの皆さんそれぞれに見せ場を考えると、
どおしても少し長くなってしまうものなので、
台詞や曲のテンポを上げたり、カットしたりして、
磨き上げていきます。
稽古してきたものをカットするのは、キャストの皆さんには
大変申し訳ないのですが・・・
同時に、別の場所ではオーケストラの稽古も進行しています。
来週には、オーケストラと合流しての稽古に入ります。
又、パンフレットの撮影や衣裳合わせなども、
稽古場で行なわれ、稽古場はかなり慌しくなります。
通し稽古をやってみて、公演時間や作品の完成度を考え、
脚本や音楽の最終調整をするのも、この時期です。
キャストの皆さんそれぞれに見せ場を考えると、
どおしても少し長くなってしまうものなので、
台詞や曲のテンポを上げたり、カットしたりして、
磨き上げていきます。
稽古してきたものをカットするのは、キャストの皆さんには
大変申し訳ないのですが・・・
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お疲れ様でした。 - 2013.08.29 Thu
こんにちわ、ファルバスク役やらせていただきます、永山たかしです。
随時キャスト達がこのブログを更新していきますので楽しみにしてて下さい。
アナログ代表の僕が書いているので、色とか、絵とかなく、文章も素っ気無くお送りしていますが、まずはご挨拶という事でご勘弁下さい。
稽古場と皆様を繫ぐブログになりますように。
永山たかし。
随時キャスト達がこのブログを更新していきますので楽しみにしてて下さい。
アナログ代表の僕が書いているので、色とか、絵とかなく、文章も素っ気無くお送りしていますが、まずはご挨拶という事でご勘弁下さい。
稽古場と皆様を繫ぐブログになりますように。
永山たかし。
制作日記⑬ 記者発表と訃報 - 2013.08.29 Thu
8月28日稽古を公開し、記者発表をさせて頂きました。
多数のメディア関係者に御来場頂き、有難うございました。
そんな華やかな日でしたが、記者発表中に、このミュージカルの
プロデューサーの山田修爾さんが、亡くなったとの連絡が入りました。
プロデューサーとして初演を成功させ、5年の間に脚本の変更からキャスティング、
告知についてなど、再演に向けて精力的に動いてましたが、先月末に病で入院し、
9月10日の初日を間近にして、本日亡くなりました。
つい10日前に台本を入院先に送ってほしいと、この作品と杉原千畝さんに対する思いは、
誰よりも凄かったです。
まさか、この作品が遺作になるとは・・・誰も思ってもなかったので、
夜、キャストの皆さんに訃報を伝えた時、全員言葉を失ってしまいました。
今、SEMPOカンパニーは、悲しみで押しつぶされそうです。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
多数のメディア関係者に御来場頂き、有難うございました。
そんな華やかな日でしたが、記者発表中に、このミュージカルの
プロデューサーの山田修爾さんが、亡くなったとの連絡が入りました。
プロデューサーとして初演を成功させ、5年の間に脚本の変更からキャスティング、
告知についてなど、再演に向けて精力的に動いてましたが、先月末に病で入院し、
9月10日の初日を間近にして、本日亡くなりました。
つい10日前に台本を入院先に送ってほしいと、この作品と杉原千畝さんに対する思いは、
誰よりも凄かったです。
まさか、この作品が遺作になるとは・・・誰も思ってもなかったので、
夜、キャストの皆さんに訃報を伝えた時、全員言葉を失ってしまいました。
今、SEMPOカンパニーは、悲しみで押しつぶされそうです。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
制作日記⑫ 少年H - 2013.08.22 Thu
先日、映画の少年Hを観ました。
杉原千畝さんに助けられたユダヤ人達は、シベリア鉄道を経由し、
ウラジオストックから船で福井県の敦賀などに辿り着きました。
日本に入国した後は、その地域の人達が難民に食料や衣類を提供し、
その後、神戸のユダヤ人協会などのユダヤ人コミュニティーが、
難民達を引き受けたので、それぞれの引き受け地に向かいました。
手塚治虫さんの「漫画アドルフの告ぐ」
妹尾河童さんの「少年H 」の中で、当時のユダヤ難民達が登場します。
そんなこともあり少年Hでしたが・・・・・良かった。本当に良かった。
時代背景がきっちり表現できていて、且つストリーと見事にマッチしていました。
是非、少年Hを観て、SEMPOを観て頂きたいと思いました。
杉原千畝さんに助けられたユダヤ人達は、シベリア鉄道を経由し、
ウラジオストックから船で福井県の敦賀などに辿り着きました。
日本に入国した後は、その地域の人達が難民に食料や衣類を提供し、
その後、神戸のユダヤ人協会などのユダヤ人コミュニティーが、
難民達を引き受けたので、それぞれの引き受け地に向かいました。
手塚治虫さんの「漫画アドルフの告ぐ」
妹尾河童さんの「少年H 」の中で、当時のユダヤ難民達が登場します。
そんなこともあり少年Hでしたが・・・・・良かった。本当に良かった。
時代背景がきっちり表現できていて、且つストリーと見事にマッチしていました。
是非、少年Hを観て、SEMPOを観て頂きたいと思いました。
制作日記⑪ 日本武道館 - 2013.08.19 Mon
8月17日 杉原千畝役をやっていただく吉川晃司さんの日本武道館のライブに
メインキャスト17名と演出の上島さんと共に行ってまいりました。
少しMCを入ただけで、2時間半、歌いぱなしのパラフルなステージ。
そのパワーを引き立たせるステージング。
最後に、吉川さん魂の詩でのイマジンが熱唱されました。
まさに感動でした。
公演終了後、5年ぶりの人から、初めましての人まで色々いますが、
吉川さんとSEMPOチームの顔合わせをしました。
吉川さんも、今週中にはSEMPOチームに合流です。
メインキャスト17名と演出の上島さんと共に行ってまいりました。
少しMCを入ただけで、2時間半、歌いぱなしのパラフルなステージ。
そのパワーを引き立たせるステージング。
最後に、吉川さん魂の詩でのイマジンが熱唱されました。
まさに感動でした。
公演終了後、5年ぶりの人から、初めましての人まで色々いますが、
吉川さんとSEMPOチームの顔合わせをしました。
吉川さんも、今週中にはSEMPOチームに合流です。
制作日記⑪ 稽古場入り - 2013.08.10 Sat
8月7日に、稽古場入りしました。
これから、この稽古場で1ヶ月間汗を流します。
実際には、稽古場の中は外ほど暑くはありませんが。
9日は、杉原千畝さんの御遺族と関係者、主催者、スタッフ、キャストと所属事務所の方々が集まり、
顔合わせを行ないました。
この作品は、キャストだけでも47名と大カンパニーですので、
それぞれが自己紹介をする機会となります。
その後、歌入りの本読みを行ないました。
ざっと1幕1時間15分、2幕が55分でした。
これから稽古を積み重ね、脚本や曲の変更を重ねるので、
この時間も当然変わっていきます。
それなのでミュージカルの稽古場にはピアノが必ずあります。
演出家と音楽監督が、その場で打合せでサイズやアレンジを決めていきます。
オリジナルのミュージカルを創る苦労でもあり、楽しさでもあります。
*8月9日の朝日新聞の朝刊にSEMPOの告知を掲載しました。
これから、この稽古場で1ヶ月間汗を流します。
実際には、稽古場の中は外ほど暑くはありませんが。
9日は、杉原千畝さんの御遺族と関係者、主催者、スタッフ、キャストと所属事務所の方々が集まり、
顔合わせを行ないました。
この作品は、キャストだけでも47名と大カンパニーですので、
それぞれが自己紹介をする機会となります。
その後、歌入りの本読みを行ないました。
ざっと1幕1時間15分、2幕が55分でした。
これから稽古を積み重ね、脚本や曲の変更を重ねるので、
この時間も当然変わっていきます。
それなのでミュージカルの稽古場にはピアノが必ずあります。
演出家と音楽監督が、その場で打合せでサイズやアレンジを決めていきます。
オリジナルのミュージカルを創る苦労でもあり、楽しさでもあります。
*8月9日の朝日新聞の朝刊にSEMPOの告知を掲載しました。
制作日記 ⑩ 広島平和記念式典 - 2013.08.09 Fri
8月6日は、広島に原爆が投下された日。
1945年、あれから68年経ちました。
今でも、その後遺症で苦しんでいる人達がいます。
福島第一原発では、汚染水が海に流失しました。
事故直後から懸念されていたことですが、
関係者は皆、対応しているから大丈夫と説明していたはず。
やっぱり・・・
しかし2年半の月日が経過し、そのことを報じる側も聞く側も、
緊迫感を失っています。
もしこれが事故直後だったら、こんな事ではなかったはず。
そんな事を考えさせられた日でしたが、吉川さんが広島球場で始球式と、
5回終了時時に「イマジン」を魂を込めた歌詞で熱唱されました。
杉原さんを通して戦争の事、広島、長崎の事、を語り継がなければ
あらためて思います。
SEMPOの前作で、二幕始まりのシーンでしたが、ヒトラーを風刺したシーンを創りました。
DVDをユダヤ人の方々に観てもらった時に、日本人は広島や長崎を
風刺できないでしょう、と言われた事を思い出します。
もちろん、今回はそのシーンは全てカットしました。
それ以外にも変更をし、半分近く脚本は変更しました。
1945年、あれから68年経ちました。
今でも、その後遺症で苦しんでいる人達がいます。
福島第一原発では、汚染水が海に流失しました。
事故直後から懸念されていたことですが、
関係者は皆、対応しているから大丈夫と説明していたはず。
やっぱり・・・
しかし2年半の月日が経過し、そのことを報じる側も聞く側も、
緊迫感を失っています。
もしこれが事故直後だったら、こんな事ではなかったはず。
そんな事を考えさせられた日でしたが、吉川さんが広島球場で始球式と、
5回終了時時に「イマジン」を魂を込めた歌詞で熱唱されました。
杉原さんを通して戦争の事、広島、長崎の事、を語り継がなければ
あらためて思います。
SEMPOの前作で、二幕始まりのシーンでしたが、ヒトラーを風刺したシーンを創りました。
DVDをユダヤ人の方々に観てもらった時に、日本人は広島や長崎を
風刺できないでしょう、と言われた事を思い出します。
もちろん、今回はそのシーンは全てカットしました。
それ以外にも変更をし、半分近く脚本は変更しました。
制作日記⑨ 出会い - 2013.08.04 Sun
ミュージカルの場合、芝居の稽古に入る前に、歌の稽古、振付などを
先に行ないます。
先月の23日から歌稽古を始め、6日からは振付も加わります。
ここで、キャスト同士「初めまして」「お久しぶり」などの出会いがあります。
今回は「お久しぶり」の人も結構いるようで、
友達の友達は・・・そんな感じで皆打ち解けていきます。
同じ稽古場で、約一月半、同じ空気を吸って切磋琢磨しながら
本番までに一つのカンパニーになっていきます。
ミュージカルの良いところです。
では、また
先に行ないます。
先月の23日から歌稽古を始め、6日からは振付も加わります。
ここで、キャスト同士「初めまして」「お久しぶり」などの出会いがあります。
今回は「お久しぶり」の人も結構いるようで、
友達の友達は・・・そんな感じで皆打ち解けていきます。
同じ稽古場で、約一月半、同じ空気を吸って切磋琢磨しながら
本番までに一つのカンパニーになっていきます。
ミュージカルの良いところです。
では、また